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元飲食店の店員 |
いま失業中だからお金がないのよ。
Udemyは、講座の値段が安くていいな。
セールを狙えば、1000円位で買えることもあるから、飲食店を解雇された私にとって助かる。
どうせなら、Udemyで一生懸命に勉強してエンジニア転職できないかな?
手に職をつけて、安定した生活をしたいんだ。
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転職コンサルタント |
Udemyの勉強からでもエンジニア転職は可能です。
筆者も未経験者に対して内定を出したことがあるからね。
ただし、プログラミングスクールを使のと比較すると、モチベーションの維持などで転職活動の難易度が高くなるのはたしかだね。
勉強初めて3ヶ月間くらいで確実にエンジニア転職をしたいならプログラミングスクールが良いと言ったところだね。
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この記事では、
どうしたらUdemyで転職を成功させることができるか、
なぜプログラミングスクールの方が圧倒的に転職に有利なのか、業務未経験のエンジニアを採用したことがある筆者が解説します。
今週の一枚!ぬまっち様
Contents
Udemyからエンジニア転職は、かなり大変だが不可能では無い
Udemyの講座は、セールを利用すれば、プログラミングの講座であっても1000円くらいで買えることがあります。
技術書は、1冊、大体3000円程度かかるため、Udemyの講座の方が圧倒的に安くなります。
では、Udemyの技術講座のみを受講して、未経験からエンジニアに転職できるのかどうかというと・・・
Udemyで本気で勉強して、徹底的にアウトプット(ポートフォリオ、技術ブログ、GitHubに作成したソースコードをアップするなど)していけば、転職可能です。
この章では、以下について解説します。
- なぜUdemyからエンジニア転職は難しいのか
- どうしたら、Udemyからエンジニア転職できるのか
なぜプログラミングスクールよりもUdemyは転職に不利なのか?
エンジニアとして転職を目指す場合、プログラミングスクールに通うことに比べると圧倒的に不利になってしまいます。なぜ不利になるのか解説します。
不利になる理由
- 自分で、転職に必要と思われる技術を学べる講座を選ぶ必要がある
- スクールのようにメンターが伴走しないのでモチベーションの維持が大変
- 転職のためのサポート(未経験OKの求人紹介など)がUdemyにはない
- 一度、勉強をサボってしまうと、以降、勉強が続かなくなる
- 企業の面接官(筆者も面接官)は、Udemyの動画や読書だけでスキルがついたのか不安になる
自分で、転職に必要と思われる技術を学べる講座を選ぶ必要がある
プログラミングスクールの転職向けのコースの場合は、カリキュラムが決まっています。受講生は、決められたカリキュラムを受講すればよいのです。
しかし、Udemyの場合は、転職に必要と思われる講座を選ぶという「手間」がかかってしまいます。買ってみたけど、実は転職に必要なかったこともありえます。
ただ、Udemyの講座の中には、以下の講座「世界で7万人が受講!未経験からWebプログラマーになるための全て」のようにPHP、DB、javascriptなど、1度にWEB開発に最低限、必要な知識を学べるものもあります。一通り学んだ後は、徹底的にポートフォリオを作りこんで企業の採用担当にアピールします。
スクールのようにメンターが伴走しないのでモチベーションの維持が大変
プログラミングスクールの場合、メンターが伴走してくれるため、挫折しそうになっても、そこから立ち直れる可能性が高いです。
一方、Udemyの場合は、講座の内容が理解できなくなったときに、自分で解決しないといけないためモチベーションが難しいと言えます。
私も経験していますが、プログラミング学習は、エラーがつきもので、解決するのに1日以上かかってしまうこともあります。そんな状態が続けば、誰しもやる気を失います。
Udemyの勉強において、わからないところは、その都度、講師に質問してきましたが、人によっては「質問する気力」が無くて挫折するケースはあるようです。
転職のためのサポート(未経験OKの求人紹介など)がUdemyにはない
テックキャンプのエンジニア転職コースを受講すると、全てのカリキュラムが完了すると転職のサポートが開始になります。
具体的には、以下の通りです。
- 未経験の求人紹介
- 面接でのアピール方法
- ポートフォリオの作成サポート(成果物を使ってアピールする)
しかし、Udemyには転職のためのサポートがあるわけでは無いため、転職エージェントに登録するなどして自分で探す必要があります。
一度、勉強をサボってしまうと、以降、勉強が続かなくなる
Udemyは、あくまでも独学で勉強するスタイルです。
1度、講座を買えば、強制退会させられない限りはずっと動画をみることができます。
ということは、期限がないため、ダラダラしがちです。
その結果、勉強が続かなくなります。
企業の面接官(筆者も面接官)は、Udemyの動画だけでは、本当にスキルがついたのか不安になる
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面接官の本音 |
「プログラミング、DBに関する本を10冊読みました!」
「プログラミングの動画を見て勉強しました!」
と猛烈にアピールして来る人がいるけど、実務で「本当に使いこなせるの?」と言いたくなってしまうんだよね。
筆者もエンジニア採用担当の面接官です。
その視点から言うと、「勉強しました!だから雇ってください」だけだと、本当にプログラミングコードが書けるのか、意味を理解して使っているのか不安になります。
そのように思うきっかけは以下の通りです。
独学で勉強した人に、簡単な技術的な質問をしたら全く答えられなかった
ためしにプログラミングを書かせてみたら全く書けなかった
そのような、背景があるため、「勉強しました!」は信用していないのが現状です。
では、どうしたら面接官を納得させることができるのか?
詳しくは「どうしたらUdemyでも転職可能なの?」のところで書きますが、たくさん、成果をポートフォリオ、ブログなどでアウトプットすることです。
独学とプログラミングスクール卒業生のどちらかを選ぶとしたら
面接官の立場ならば、以下の2人の未経験がいてどちらかを選ぶとしたら「プログラミングスクール」の卒業生を採ります。
(1)プログラミングスクールで600時間のカリキュラム(テックキャンプ)を完遂させました
(2)Udemyで一生懸命勉強してきました
高いお金を払うまでして、一生懸命プログラミングスクールで学んだ人を積極的に取る。
どうしたらUdemyの勉強から転職が可能なの?
Udemyで一通り勉強をしたら、自分を売り込むためのポートフォリオ(制作物)を徹底的に作り、「自分はこんなことができます」とアピールします。
WEBシステムのエンジニアを目指している場合は、自分でWEBサービスをつくって、世界に発信します。
面接時、ポートフォリオのこだわった点が聞かれることがあるので、こだわったことについてうまく伝えられると吉です。
たとえば、以下のようなものです。
・ソースコードは、他の人も読むことを考慮してわかりやすく書きました。
・DBのインディクスを徹底的にこだわった結果、速度が10倍になりました。
・ユーザー体験を徹底的にこだわりました。具体的に言うと・・・・
さらに、技術的な質問を面接時にされることがあるので、答えられるようにしましょう。
たとえば、以下のような質問です。
・DBのインディクスをはるメリットを教えてください
・コンパイルとは、どのような意味ですか?
・インタープリターのメリット、デメリットを教えてください
・Gitのpull,push,mergeの説明をしてください。
面接官の視点から最低限、使いこなす必要がある技術
面接官の視点から学んでほしい分野はいろいろあります。
今回はWEBエンジニアを例に取って説明します。
WEBエンジニアの場合、以下の技術スキルが必要と言えます。
- プログラミング言語1つ
- WEB用のフレームワーク
- mysqlなどのDB操作
- awsもしくはgcpの知識(制作物を置く場所、またプログラムを実行するところ)
- Git
WEBの場合は、プログラミング言語を1つ学べば成立する物ではありません。
データを格納するDBの操作をするためのSQL、サーバー(aws,gcp)、チーム開発に必要なGitのスキルも必要になってきます。
やはり未経験からエンジニア転職の王道は、プログラミングスクール
Udemyから一生懸命に勉強して、たくさんアウトプットすればエンジニア転職も可能と言いました。しかし、独学だと転職する際の具体的な動き方を教えてくれる人が居ないのが現実です。
転職サポートが手厚いプログラミングスクールに通った方が、転職しやすいと言えます。
なぜプログラミングスクールの方が転職に強いの?
- 転職に特化した講座がある
- 転職保証(テックキャンプなどがある。スクールによっては保証が無いところもあり)
- メンターが一緒に伴走してくれるところが多いためモチベーションの維持がし易い
- プログラミングスクールで勉強していたことは履歴書に書ける
- 最低限、転職に必要な知識を学べる
- テックキャンプに限っては、マコなり社長が運営しているから顔が見えて安心。
- ポートフォリオをメンターのサポートを受けながら作れるため、高品質の成果物が期待できる。
Udemyと比較したデメリットは、数十万円する授業料くらいです。
筆者がオススメするプログラミングスクールは、サイバーエージェントなどの有名な会社に未経験で内定が出ているテックキャンプです。
なぜオススメするのか気になる方は、以下の記事を参考にしてみてください!
まとめ
転職に圧倒的に有利なのは、プログラミングスクールです。
しかし、Udemyの講座の勉強だけだとしても、ポートフォリオを徹底的に作り込む、ブログなどで学んだ技術をたくさん発信して、企業にアピールしていくことで転職は可能です。
転職できるかは、結局はあなたが「どのくらい本気なのか」ということです。