- プログラミング経験無しでマリオみたいな横スクロールゲームを制作ための学習時間がわかる
- プログラミングスクールに通った場合の学習時間がわかる
- Udemyで独学した場合の学習時間がわかる
- 本などで独学した場合の学習時間がわかる
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Unity初心者なメイド |
初心者が、unityでマリオみたいな横スクロールゲームを作るのにどのくらいの学習時間が必要か知りたいな。
ちなみに、プログラミングをやったことがないんだ。
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Unity玄人なメイド |
どのような手段で勉強するかだけど、大体300時間を目安にすると良いよ。
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ゲームがダウンロードされて、人から「あんたすごいね」と言われているのを想像しているとワクワクして眠れないのよね~
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なるほど、承認欲求が強いんだねー(笑)
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というわけで、この記事では、プログラミングやったことがなくてUnityでマリオのような横スクロールのゲームを作るのに、どのくらいの期間(学習時間)があればよいか解説します。
あなたが作ったゲームが売れれば、このような場所に自由に行き来きできるようになるかもしれません。
概要と筆者の紹介
筆者は、ゲーム開発事業部にてUnityとPHPを活用して、スマホのシュミレーションゲームを5年間ほど制作してきました。
Unityを使ってきた経験を元に、スーパーマリオのような、横スクロールアクションゲームを作るための学習時間を解説します。
必要な時間は、メイドさんの会話にあるとおり300時間が目安になります。
以下に、Unityでゲームを学ぶ3つの方法を示します。
プログラミングスキルなしでUnityを短時間で学ぶ3つの方法
ベスト1!プログラミングスクールで学ぶ(想定時間 280時間)
勉強想定時間280時間
Unityおよびプログラミングを学ぶ王道と言えば、プログラミングスクールに通う方法です。
Unityが学べるプログラミングスクールと言えば、テックアカデミーです。
マリオみたいなゲームがつくれるようになるまでにかかる時間は、280時間ほどです。
勉強想定時間280時間の内訳は?
テックアカデミーの最短期間は4週間(28日)です。
1日10時間の学習時間を確保できるとしたら、28日間で280時間使うことになります。
※テックアカデミーの公式の学習時間の目安は、1週間で40~50時間になっています。
学習時間が280時間と、このあと紹介する2つよりも短めなのは、自分で本を買ったり、わからないところを自分で全て解決しようとしなくてよい(メンターにヒントを貰うなど)ためです。
また、自分1人だとモチベーションが落ちることにより、勉強が進まず結果的に無駄な時間をつかっていたというのも防ぐことが可能です。
つまり、テックアカデミーで学習することは、挫折防止にも繋がります。
プログラミングスクールに通う一番のメリットは、挫折を防ぐことと言えます。
メリット、デメリットは?
テックアカデミーに通うメリット、デメリットを解説します。
テックアカデミーに行くメリット
- あなたをサポートするメンターは、現役のエンジニア。
- 最短時間でゲーム制作に必要な知識を得ることができる
- 回り道がない(何を勉強したらよいか迷いなし)
- メンターがいることによりモチベーションを維持しやすい
- エラー多発などで心が折れそうになっても仲間(メンターなど)が居るのは頼もしい
- メンターがレビューしてくれるので、独りよがりなゲームになりづらい
- 学習完了後、転職に興味ある人は、転職のサポートがある
- 受講生と思われるTechAcademyに関するツイート数が、毎週200以上と活発
デメリット
- 1日数時間以上と、まとまった時間が必要になる(学習期限が決まっているため)
- 延長も可能だが、料金は4週間ごとに「 4週間 69,000円」と高い(ただし教科書は、講座終了後も見ることが出来る)。
- 時間内に講座を終わらせる必要がある。
- 勉強についていけなくなってもお金の返金が無い
テックアカデミーを使う大きなメリットは、現役のエンジニアがサポートしてくれることです。
ツイッターの評判では、「メンターは、ヒントは教えてくれるけど、答えを教えてくれない」と言う声があります。たしかに、わからないから答えを教えてほしいと思う気持ちはわかります。
しかし、転職後は、勉強以上にわからないことがたくさん出てきます。
先輩は、忙しそうにしているので、いちいち答えを教えてくれません。
そんな状況で必要になることが、わからないことを自分で調べるスキルです。
メンターは、「わからないことに対する対処方法を教えて」転職後は少しでもイージーモードで仕事ができるようにしているのです。
カリキュラムがあるため、Unityの勉強に対して無駄なこと(本を買いすぎて無駄になるなど)を省くことができます。
実際にカリキュラムを進めているとわからないところが出てきたり、エラー多発で先に進めないことも多々あります。そんなとき、ビデオチャットなどで質問できるので、1人で悩まなくても良いです。
大きなデメリットとしては、お金が10万円を超えるため高額です。
高額だからこそ「絶対に挫折することなく身に付けてやるぞ!」と気合いが入る人もいるようです。
期限(最短4週間)があるため、そこまでに一通りの課題を終えている必要があります。
本で独学する場合の落とし穴として、本の通り真似しても開発環境によっては動かないことが多々あります。何が問題なのかわからないことが多いため、そこで誰かのサポートが無い限り挫折しやすいといえます。
テックアカデミーの基本情報は以下の通り
特徴 | unity オンライン 起業したい オリジナルゲームアプリ開発スキル 2Dゲーム 3Dゲーム 週2回のマンツーマンメンタリング 回数無制限の課題レビュー カリキュラムは講座終了後も見ることが出来る |
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学べる言語 | Unity C# Git GitHub |
学べる場所 | オンラインのみ |
価格 |
■4週間プラン ■8週間プラン ■12週間プラン ■16週間プラン ※学習が期間内に終わらなかったときの、追加のメンターサポート金額 |
学習期間 | 最短(最も料金が安い)で一週間あたり40〜50時間 |
テックアカデミーに通うのに不安がある人への救助策
テックアカデミーの学習速度は、早いと言われています。
もし学習速度に不安があれば、8週間プラン、12週間プランと比較的緩いコースに申し込む、
もしくは、この後紹介するUdemyの講座を購入して、ある程度学んでから(予習)してからスクールの検討も有効手段と言えます。
ベスト2!udemyで学習(想定時間 400時間)
udemyには、まさにマリオのような横スクロールゲームに特化した講座があります。
しかも、プログラミング未経験者のためにプログラミング言語C#の基礎から、動画で解説してくれているので、初心者にオススメと言えます。
バーゲンセールを利用すれば、2000円以内で購入できるので、「やってみようかな」と思っている人でも気軽に始めることができます。
学習時間の内訳け
動画は8時間です。
もちろん見るだけでは、ゲーム制作ができるようにならないので、自分で手を動かしながら体得していきます。
udemyも講師に質問ができますが、プログラミングスクールのように対面(もしくはビデオチャット)ではないため、回答が返ってくるのに時間がかかります。
プログラミングスクールに比べて時間がかかるポイントは以下の通りです。
- わからないところは、ヒントもない状態で自分で調べるために時間がかかる
- 講師に質問もできるが、文章化に時間がかかる(筆者は、15分~1時間ほどかかった)
- メンターのように伴走してくれる人が居ないため、わからないところがでてきたときに挫折しやすい(そのときは、質問する気力も落ちている)
そのような時間を考慮して、必要な時間は400時間といえます。
ツイッターをみると、Unityの勉強に100時間もあれば十分という意見もありますが、
プログラミング経験者が多いといえます。
メリット、デメリットは?
Udemy講座「マリオ風2Dアクションゲーム作成」を使った勉強方のメリット、デメリットは以下の通り。
メリット
- バーゲンを利用すると2000円以内で購入ができる
- 講座は、udemyが無くならない限りずっと見ることができる。
- 8時間の動画を見ることにより、どのようにゲームを作ったら良いかわかる。
- C#の基礎講座もあるため、プログラミング経験がない人でも対応できる
- わからないところは講師に質問できる。
- 教材は、動画なので、電車に乗っていても視聴(勉強)できる。
デメリット
- 対面ではないため質問をしてもすぐに返ってこない
- メンターが伴走しないのでモチベーションが落ちる可能性が高い
- 講座の値段が安いため、講座のコレクター(スキルが身につかない)で終わることがある。
ベスト3!本を買って独学(想定時間 700時間)
学習時間の内訳け
一番のメリットは自分のペースで勉強できることです。
技術書は、一冊あたり3000円位するケースが多く、安いとは言えないです。
しかし、中古本で安く買う、会社に買って貰う(社員のスキルアップをやっているところ)などの方法を使えば、比較的安く(もしくは無料)購入が可能です。
プログラミングスクールに比べて時間がかかるポイントは以下の通りです。
- わからないところは、ヒントもない状態で自分で調べるために時間がかかる
- メンターのように伴走してくれる人が居ないため、わからないところがでてきたときに挫折しやすい
- 質問できる人がいないため、エラーが多発するなど、ちょっとでも問題が発生したらやる気をなくし、挫折しやすい。
- 初心者であれば、1つのエラーの解消に8時間も使ってしまうこともあります(経験談)
- 自分にあう本を選ぶまでに時間がかかる。
メリット
- 比較的安い値段で勉強ができる
デメリット
- 途中で投げ出すリスクがある(独学の挫折率は9割と言われている)
- 本を買ってみたけど、「これ違うな」という迷いが発生して、別の本を買うサイクルが発生しやすい
- 本に書いてあるとおりに操作しても、開発環境によっては動かないことが多々ある。
Unityがあると何がよいの?
Unityがあるとどんなことできるのか、簡単に解説します。
unityのメリット
- ゲームオブジェクトという物体を配置していくイメージで作成するため直感がきく
- すでに物理エンジンが搭載されているので、当たり判定など1から書かなくて良い
- 複数のプラットフォーム(iPhone,Android,WEBなど)に対応したゲームを作れる
- 全体の制御(ゲーム開始、終了処理、ゲームオーバー判定など)にC#を使ったプログラミング言語のスキルは必要だが、高度なプログラミングスキル(大学レベルの数学、当たり判定処理)は必要ない。
- デザインは、アセットスコアで買う(有料、無料)ことができるので、自分でデザインする必要が無い
unityのデメリット
- pro版は有料
- グラフィックの質(綺麗さなど)は、Unreal Engineがリードしている印象
ゲーム制作でプログラミングスキル以上に必要なこと
Unityでのゲーム制作は、すでにできあがっているもの(デザイン、スクリプト)を組み合わせて作る印象です。簡単なゲームであれば、一週間で制作して、配信するケースもあります。
しかし、アプリを売りたい人であれば、マネタイズ、ユーザに受け入れられるのか?
考慮して作る必要があります。
プログラミングよりも面白さの追求の方が重要になります。
私もゲーム制作に携わる前まではプログラミングスキルが重要だとおもったが、実際に携わってみると、ユーザーはどのようにしたら面白いと思うのかの追求の方が重要であることがわかりました。
なぜなら、面白くないと作ったゲームは、誰もダウンロードしてくれないため、自己満足のゲームになってしまいます。
リアルな話し、ゲームが売れず(ダウンロードされず)に、ゲーム事業部が解体したこともあったのです。
まとめ
いかがですか?
今回は、Unityでマリオのようなゲームを作るのにかかる時間を解説しました。
人によって、勉強にかかる時間は様々です。
学習時間としては、100時間で面白いゲームを作れる人もいれば、1000時間以上必要な人もいます。
結局は、面白さの追求、挫折しないで続けている人が、売れるゲームを世界に配信できる。
そんなことを、ゲーム制作の現場にいて思ったのでした。