まずは問題の本質を探すことをしましょうというお話
問題の本質は1つのみ!
本質となる問題から解決していきましょうという話しをしていきます。
背景
現在、私は、ゲーム開発会社でスマホのゲーム開発を行っています。私の役割は、PGで、機能を実装することだった。ゲーム開発する上で、ゲーム仕様を決めるための会議が発生することが多々あります。
会議の予定時間は、15分に設定していても、3時間を超えることが多々あります。このように、会議は時間が長引く傾向があります。
その結果、業務の時間が圧迫されて、終電に帰ったり、土日に仕事する羽目になりました。会議を予定通りに終わらせるには、どうしたらよいか、振りかえることにしました。
会議前の準備
会議が開催される1日前、会議を円滑に進めるためにアジェンダを作成し、参加者に配布しました。
会議の内容は、新機能の仕様を決めること。仕様が決まり、実装できる状態を実現したかった。
アジェンダの内容は、以下の通り
・会議の開始日時
・会議の予定時間
・会議で話す議題
会議当日
当日、参加者が会議室に集まり、仕様を検討することになった。
議題は、3件ほどで、1件が5分くらい(計15分間)話せば終わるものとして考えていた。
なぜ5分かというと、仕様はプランナーが決めるものと考えていたため、プランナーが決めてくれればそれで良いと考えていた。
そこで問題が発生した。
プランナーは、PG、デザイナーの意見を取り入れてから仕様を決めるスタンスでした。
つまり、私が仕様について全く考えいなかったため(どんな機能が必要かは考えていたが)、仕様の案だしから開始することになった。
その結果、1件の議題が、5分から1時間にふくれあがった。
そのようなことが、毎回、会議で起きていた。
仕様を参加者があつまり、改めて考えるのであれば、少なくとも1仕様につき1時間ほど時間を確保するべきだった。
問題の本質は?
最初の問題点は、会議が伸びることによって、業務が進まない。
だが、話し合った結果、準備不足により会議の時間が延びてしまったことだった。
つまり、問題の本質は、時間の見積もりが甘く、もっと多くの時間を取りべきだったことです。
今思い起こすと、5分でできる仕様で作ったゲームってどんなゲームだ?そんなことをおもったのである。
次回アクションは、時間見積もりの基準を作ることになった。
例
ただの進捗報告・・・5分
仕様を決める・・・1時間
不具合が起きた原因などの共有・・・30分
長時間の会議がわるいわけでない
会議によってもたらせる効果は、チームで認識合わせできた上で次のアクションが決まることです。
逆に、認識を合わせずに先に進んだら、出戻りが発生して、返って時間を浪費してしまいます。
計画的であれば3時間の会議を設定しても問題ない。
結論
問題がたくさんで来るが、本質は、ほとんどのケースで1つのみ。
まずは、本質となる問題から解決していきましょう。