ある、デスマーチに巻き込まれたシステムエンジニアの嘆き
あーーまたバグが見つかった!
終わらねーー
今日も終電まで仕事だ〜
また仕様変更で帰れねー
ほとんど寝てないから体調も悪い。
上司は、体調管理が大事なんて言うけど、そんな環境どこにあるんだよ!
睡眠を多く取れ?
そんな時間あるわけねーだろう!
人生このままでいいのかな〜
そんなことを思っている人は、時間の流れがゆっくり流れている
千葉県の浜金谷に行ってみると良い。
忘れてしまった「何か」を思い出せる場所だった。
私の場合は、「忘れていたワクワク」を思い出すことができた。
浜金谷へ
私は、千葉県の浜金谷にある「まるも」というコワーキングコミュニーティスペース(以下、スペースと略す)に行ってきた。
まるもは、多くのフリーランスが集まる場所である。
JR内房線・浜金谷駅の改札を出ると、背は鋸山というパワースポット。
少し歩くと青い海が見える。駅周辺には、うまい海の幸のお店、温泉、個人まわりとしたコーヒーのカフェがある。観光にもおすすめのスポットである。
神奈川方面からであれば、久里浜からフェリーで50分ほどで浜金谷に行くこともできる。
駅から2分くらい歩くと、ミーン、ミンと蝉の音が絶え間なく続く。
ゆっくり時間が流れている田舎町だった。
都会の忙しい生活に疲れてしまったら行ってみると良い。
スペースの中は、木の素材で作られた店の雰囲気だった。
まるで山にあるコテージだった。
店内は、静かで落ち着いて作業ができる。
スペースでの過ごし方 その1
店内には、落ち着いた音楽(クラシック?)が流れていた。
まるで、昭和時代にタイムスリップしたかのように。
私は、ブログの記事を2件書くタスクがあったので着手する。
店内が落ち着いていることもあり、集中でき作業がはかどる。
そのおかげで普段の1.5倍の速度で記事を書くことができた。
その後、仕事に関係する調べことをしながら過ごした。
田舎の街だと心身ともにリラックスでき、作業効率もはかどることがよくわかった。
スペースにいる人たちとも話しができて気分転換になった。
普段会わないような人とお話しできることは刺激になって良い。
お昼
お昼は、スペースから海沿いに出て、3分ほど歩いたところにある個人経営のラーメン屋で食事。
味噌ラーメンは、野菜たっぷりで旨かった。器が大きくスープの量が多い。
ただし、冷房がなかったので暑かった。
近所同士の「お裾分け」の文化が残っていた
スペースの外を歩いていると、隣近所の人たちが楽しそうに話している姿が印象的だった。
食材の「お裾分け」の光景は、人生で初めて目撃した。
これが、都内から外れた土地では当たり前なのか?
都内に住んでいると、隣同士であっても無関心であることが多い・・・。
おやつタイム
17時頃になると、気分転換したくなる。そこで、駅前にある浜金谷唯一(?)のカフェに行ってみた。
コーヒーを飲むことにした。
コーヒーカップが、ボールのように大きい。
店内は、静かでおちついていた雰囲気のため、まったり過ごすことができましたよ。
スペースでの過ごし方 その2
スペースにある本を読んで過ごす。
手に取った本
・フリーランスの日常
・田舎に移住したフリーのエンジニアの日常
・雑誌など
・脱サラして農業を初めた人の日常
落ち着いたスペースで、
これらの本を読んでいたら、普段の疲れを忘れ、なぜか楽しくなってきた。
「忘れていたワクワク」を思い出す。
そんな感覚になった。
夕食をご一緒させて頂きました
スペースでは、1ヶ月間の「田舎フリーランス養成講座」が開催されている。
「田舎フリーランス養成講座」とは、ざっくり言うと、1ヶ月間でフリーランスとして働くためのスキルを習得する移住型のプログラムです。
受講生は、スペース近くのシェアハウスに住み込み共同生活をしながら、スキルをつけていく。講座を受け終わった後は、WEBライターなどのフリーの仕事をすることが多いようです。
店長さんのご厚意により、講座を受けているの方と一緒に夕食をごちそうになりました。
海が近いので海の幸が旨い。
みんなで食べるご飯はうまい!
仲間同士楽しそうに過ごしている。
この環境であれば、ともにスキルアップできそうだ。
普段では味わえないような楽しく過ごすことができた。
夜19時を過ぎると、外は明かりが無いため、肝試しができるほど真っ暗だった(笑)。
たまには、日常を離れてみるのも良い。
まとめ
千葉県の浜金谷は、東京駅から2時間ほど電車に揺られたところにある。
デスマーチに巻き込まれたシステムエンジニアをはじめ、
・都会の忙しさにつかれた
・リラックスしたい
・新しい刺激に触れたい
そんな方は、忘れてしまった「何か」を取り戻しに行ってはいかがでしょうか?
日帰りだと意外にキツキツの行程になってしまうため、
旅館に一泊以上することをおすすめします。
浜金谷は、時間の流れが、まるで子供の頃に戻ったようにゆっくり流れていた。