いまの課題は、小さなことでも良いから、好きなこと、それも情熱を注げるものを見つけることだ。
情熱を注げるものが、コミュニケーション能力の向上が必須だったら、もう一度、コミュニケーションに対して悩みを持つようになる。
悩みがないと、向上しようとすら思わない。
悩まないことが、本当の悩み。
悩みを持たないから改善しようとしない。
なぜ改善しないといけないのか分からないから?
相手の話に納得できていないから。
コミュニケーション能力を本気で直したい時期
コミュニケーション能力を本気で直したい時期があった。
それは、ネットワークビジネスに携わっているときだった。
ネットワ-クビジネスで成功するには、コミュニケーション能力が必須スキルになる。私は、ビジネスに成功して夢を実現したいと思っていたから、それがモチベーションになり、コミュニケーションスキル向上にも力を入れた。ビジネスセミナーに参加して、人との話し方、目標設定のスキル向上に力を入れていた。
人が沢山いるところに出向き、自分から初対面の人に話しかける、相手の話に傾け理解するように努めていたと思う。
少なくともメンターと呼ばれる人の話は、素直に聞いていたと思う。ビジネスに携わっていたときが、人生でもっとも充実していたようだ。
しかし、ネットワークビジネスから遠ざかると、コミュニケーション能力向上の必要性を感じなくなってしまった。会社員としての仕事において、コミュニケーションスキルが必要と分かっていても、行動に結びつかなかった。
同僚から仕事で指摘されても相手が言っていることが理解できなかった。
いや、理解しようとしなくなっていた。
たとえば、アプリ開発において「バイナリー(Windowsでたとえるとexeファイルのこと)を作ったらデザイナーに渡して」という指示がある。正しいフローは、「バイナリー作成する→テストする→デザイナーに渡す」しかし、言ったことをそのまま鵜呑みにするためテストせずに渡してしまう。
その結果、バイナリーで問題が発生したとき「なぜテストしないの?」と言われる。
そうなると、「いや、指示通りにバイナリー作った後、デザイナーに渡しましたよ」と揉めること多いのだ。
正論だとしても、自分が少しでも(相手の言うことが)違うと思ったら相手の話しを聞こうとしなくなっていた。
行間を理解できない。
気遣いは大事だと思う。
しかし、そんなものはどうでもよくなってしまう。
上司への報告で困りごと
こまめに報告しようとすると、「今忙しいから声掛けるな」と言われる。
次は、全く声掛けなる。
そうなると今度は、「何で報告しないんだよ」になる。
俺は、「前に声掛けないように言われたから」と反論すると、いざこざが発生する。
報告がとくに苦労する。
仕事だから、我慢しておけば良いか。
周りの人が怒っていても、
「結局、人のセイにしているだけじゃん」としか思っていない。
普通の人ってなに?
よく人から「普通は~なんだよ」みたいなことをよく言われるが、「はぁ?普通ってなに?」と聞きたくなってしまうのである。
上司に「普通とはどのような状態を指しますか?」と質問したら、「そんなこともわからないのか・・・これじゃーわかるわけないよな・・・」と言われる質末。
結局、相手も「普通」の基準をわかってないのでは?と思うのである。
そもそも、「普通ってなに」と聞く人はいないかもしれないが。
私は、いまさら普通の人になりたいなんて思わない。
むしろ、人とは違う「変わった人」でいたいと思うのである。
チーム業務は嫌い
チーム業務は嫌いだ。
今の仕事はチーム業務で、人とのやりとりが多々発生する。
特に、他部署との時間調整などの業務が最も苦手で、ワースト1にランクインするほどの嫌いな業務である。
チーム業務でも担当が決まっていて、他のメンバーとの調整が発生しないものであれば、苦労はしない。
個人作業であれば、以下の条件がそろえば過集中という特技が使える
・作業内容を理解している
・好きな作業(もしくはやり方を知っている)
・人とのやりとりがほとんどない(2時間に5分程度くらいの頻度)
・話しかけられない
コミュニケーションができないと、管理者になることができない。
私は、管理者に興味なかった。
興味ないというより、医者から「あなたの特性上、管理系の仕事はできない」と宣告された。
むしろ人と関わりが少なく単独でできる仕事を好んでいる。
ネットワークビジネスもチーム戦だが、なぜか苦にはならなかった。前向きに戦っている人が多かったから楽しいかった。
話はだいぶ逸れたが、このようにコミュニケーションに悩まないことが悩み。
悩みを持たないから改善しようとしない。
今後の課題は、小さなことでも良いから、
好きなこと、それも情熱を注げるものを見つけること。
それが、今の負のスパイラルの脱出道だ。
そこでコミュニケーション能力が必須ならば、本気で改善したいと思える気がする。