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三上ナナエ著・「気遣い」のキホンという本を読んだ感想・要約

 

経営者に「あんたの年(40代)ならば本来は、管理職にならないと行けないのにコミュニケーションが全くできないから昇進させられない。

 

これまで1人で黙々と仕事していたから仕方ないけど、チームでは全く機能していない。このままだと平社員のままだぞ!」

 

「まずはこれを読んでみろ!」

 

ということで

 

三上ナナエ著・「気遣い」のキホンという本に出会った。

 

 

この本のターゲットは、社会に出たての新人、これまで1人で黙々と仕事していた人がある日突然チーム業務にまわされて人間関係で悩んでいる人向けの本だと思いました。

 

一通り読んだので要約してみる。

 

 

要約

 

気遣いとはなんぞや?

気遣いとは、相手を思いやることです。相手を思いやることで仕事がうまくいくようになります。

 

逆に気遣いができないと、どんなに正確に、早く仕事ができても「感じがわるい」と評価されたらゼロになる可能性がある。その結果、スキルがあっても周りから協力を得ることができないため、仕事がうまくいかなくなってしまう。 

 

 

逆に気遣いができると、情報が集まる、大きな仕事を任される、人から話しかけられやすくなるというように、仕事が進みやすくなる。だから、気遣いを覚えることは、仕事において重要です。

 

 

作者も昔はコミュで悩んでいた!

作者の三上さんも、新人だったころ気遣いができなかったようです。たくさん行動はするが、気遣いができず、空回りしていたようです。その結果、毎日寝れないくらい「私にはこの仕事は向いていないのかもしれない」と悩んでいたそうです。

 

 

しかし、先輩のアドバイスから、先輩CAの「これいいな!」と思ったものについて、学んだり、「ぜひ教えてください!」と熱意を持って聞きに行って覚えたそうです。その結果、気遣いが徐々にできるようになった。

 

 

いきなり、あれやろう!これやろうとしてもうまくいきません。

 

プロ野球に置き換えると、プロとアマチュアの違いは、「キホンの空振りの量」と言われていて、大谷のようなメジャーリーガーも素振りをたくさんやっていたようです。

 

つまり、キホンを何度も反復しないと応用ができないと言うことです。まずはキホンをしっかりとして「これすごいいね」と思ったことは真似して覚えていくとうまくいきます。

 

 

相手が話しているとき

相手が話しているときは、聞いてますよというサインを出す。

顔を見て頷きながら相打ちをみる。NGのシーンは、時間が気になって、腕時計を見ている人が居るが、話しがつまらないのかと思われてしまいます。

ただ相打ちすればよいのではなく、深刻な話しには、深くゆっくりと頷く必要がある。

 

 

このように本には、三上さんのCA時代の苦労エピソードを元に気遣いができるようになるのか、書いてありました。

 

誰が読むと良い?

この本のターゲットは、社会に出たての新人、これまで1人で黙々と仕事していた人がある日突然チーム業務にまわされて人間関係で悩んでいる人向けの本だと思いました。

 

本の内容は、難しい漢字・表現が一切使われておらず、大変読みやすく構成されています。具体例として失敗談のエピソードを交えつつ書いてあるので、初めて自己啓発系の本を読む人にもオススメの一冊と言えます。

 

 

たぶん、「俺も今ここで悩んでいるんだよ!」と気になる部分が出てくるかとおもいます。