「君のおかげで売り上げが、怒濤のように落ちている。他のメンバーは頑張っているのに君だけ成果を上げていない。あんたはチームのお荷物になっている。あと1度失敗したら、クビになる。これは経営判断で決まったことだ」
俺の心の声「俺なりに頑張っているのにな・・・。早朝出勤、残業だってやっているのに」
これも「発達障害(ADHD・ASD)」の影響だからしゃーねーか~(鬱)。
ついに上司からクビ宣告されてしまったのだ。
今の状況は、クビの皮がかろうじて繋がっている状況だ。
退職されるのも時間の問題であろう・・・・
しかし、この状況でやっと「人に役立つであろう」夢ができたのだ。
1年後は、今の状況を打破して、
今の俺と同じように職場で
「優先順位がつけられない使えない奴!人の気持ちも理解できないのか!空気読めよ!」
と言われている人に「おれも1年前は、同じように苦労していたんだよ。発達障害はむしろ個性だ。個性を生かせれば普通の人より成功する」と言えるようになっていたい。
これまでの夢は自分だけが叶えば良いものだった
過去、何度か自分の夢を書き出したことがあった。
夢はこんな感じだ。
・京都で懐石料理が食べたい
・南極に行きたい
・高級時計がほしい
・スイスに行きたい
・バンクーバに行きたい
・アイスランドに行きたい
・金谷でのんびりフリーランス生活してみたい
・いすみでフリーランス生活してみたい
など・・・
これらの夢は、自分1人が満足すれば良いものだ。
しかし、大成功している人の夢を聞くと
・ヘリを買って困っている人を救助したい
・世界中にサロンを作って、仕事がない人を雇用したい
と、人に役立つ夢が多かったのだ。
これまで俺は、どうしても人のためになるような夢がなかったのだ。
それが見つかったのは、大きな発見だと思う。
これが今現在の日常さ
俺の特技は、どんなにやさしい人でも怒らせること。
本日も、上司に仕事の優先度のことで注意される。
「おまえまた、同じ失敗したのかよ。もう何度目だ?」
こんなことは、日常茶飯事だ。
最近では、これまでできていたこともできなくなっているという有様だ。
特に、複数人と調整して進める仕事が、絶望な程にできない状態だ。俺と関わった人は必ず怒り不快な気持ちになってしまう。だから、俺と関わる人は、誰れ1人として笑ったりすることはなかった。
プログラマとして1人で仕事しているときは、人から注意されることがほとんどなかったが、プロジェクトのリーダーになってから、同僚と足並みをそろえることができなくなってきた。
どんなことで苦労しているか
職場で苦労していることと言えばこんな感じだ
■優先順位がつけられない
ADHDのあるあるですね。
タスクが3つ以上になると、どこから手をつけて良いかわからず指数関数的にパフォーマンスが落ちてしまう。タスクが3つあっても、そのうちのタスクの一つが本日納期だったりすれば、そのタスクをやるが、納期がバッティングしたらパニックになり、返って進められなくなる。
■経営者からも使えない人と判断されている
経営者からも使えない人と判断されている。明日にでもクビ宣告されてもおかしくない状態だ。
■2人以上から依頼が来ると「どっちをやったらいいんだ」とパニックになる
これもADHDのあるあるですね。2人以上からの依頼がつらい。
なんというか、頭の中は常にフリーズ状態になる。
■今までできたこともできなくなった
優先度をつけることに苦戦することから、今まできていた仕事もままならない状態に陥った。なにが正解なのか分からない状態だ。
■仕事の質が悪く、チームのメンバーから怒り
仕事の進め方でチームのみんなから怒られる
↓
なぜ怒られているのか理解できず
↓
さらに怒られる
↓
考えても答え出ず
↓
モヤモヤして仕事が進まなくなる
↓
時間がなくなり、質の悪い成果物を提出する
↓
メンバーに怒られる
↓
どうしたらいいかわからない・・・
という負のループに陥っている。
わからないとアラートは投げるが、「助けている暇ないから、自分で解決して。大体、責任者だよね?」と言われる始末。
■できなかったことを言い訳してしまう
上司からこんな一言
「なんで、できなかったんだ?」と言われる。
「はい、(上司の)指示通りにやっていれば問題ないと思っていました」
「ふざけるな、責任転換してんじゃないよ!」
と怒りをもらう。
(上司)指示通りに動けば問題ないと思っていた。しかし、俺は周りの状況を全く把握できない。いや、把握しようとしなかったのが正しい。把握しようとすれば、今度は、それだけで数時間単位で失うので動けなかったのだ。
何度注意されても、何が悪いかも理解できていないのだ。
退職させられたら
これまでプログラミングをメインとした仕事で良かった。
たぶん、今後もプログラミングの仕事をすることになるだろう。
ただ、他の部署と調整したり、SEとしては成立しないだろう。
たぶん、今の職場の繰り返し。
再就職してもチームで仕事すること多いので、うまく行くことがない。
1人でできる仕事を探すしかないな。
■プログラマ
今は(2019年1月22日現在)、IT人材不足で仕事が多いと言うが数年後は分からな。AIに仕事を取られる前に、AIを使う側にまわった方が良さそうだ。
■アフィリエイター
50代になったとき、現場作業は体力的にキツくなっているだろう。こんなときのために自分以外の資産がうごく仕組みが必要になりそうだ。
■ライター
文章を書くには苦ではないが、得意でもない。1人でする仕事としては良いかもしれない。
ちょっとした夢
このような状況ではあるが、やっと人に対しての夢ができたのだ。
夢は、俺と同じように苦労していて、
「俺も苦労していたんだよ。俺は、こうして自分らしい生き方を見つけたんだ。だから、あなたも大丈夫」と自信を持って伝えられることだ。
1年後、ADHDとADSでよかった。
そんなことが言えるように今日も行動する。
さて、夢を叶えるため、早速フリーランスのためのエージェントに登録してみた。
発達障害の就業支援している施設
追記
発達障害の就業支援をしているところがあることがわかった。
株式会社イノベイジが運営している「ニューロワークス」というものだ。
就職活動のサポートだけでなく、PCスキルや対人能力など就職に必要な知識やスキルも学べとのこと。
特にADHDにありがちなタスク管理能力やスケジュールの立て方についても訓練があるのは良い。
就業支援を受けるということは、お金の心配(そもそも仕事に就ける状態ではないので・・・)が発生するものです。利用料金について調べて見ると、収入がなくても多くの方が無料(自己負担なし)または(前年度の所得に応じて)低料金で利用でき、交通費の助成、ランチ支給制度まであるとのこと。
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※ニューロワークスで行うブレインフィットネスプログラムは医師の診断・治療に代わるものではありません。
基本的な脳と体の健康増進プログラムであり、障害自体の治療でないことにご注意ください。
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