■わかること
・とりあえずTensorflowのチュートリアルを実行できるところまで進める方法がわかる
・Tensorflowがインストールされているのに「Kerasが無い」とエラーがでたときのの対処方法がわかる
・Kerasとは何かがわかる(補足)
この記事は、Tensorflowのライブラリーが正しく動作するのか、「とりあえず」公式サイトのチュートリアルを動かして試してみたい向けの記事です。
チュートリアルが、実際に何をしているのかは解説していません。
本来は、Tensorflowライブラリーをインストールしただけで、動くのですが、動かないケースがあります。
私は、実行時、kerasがない旨のエラーに遭遇したので、その対処方法を解説します。
エラー内容
AttributeError: module ‘tensorflow’ has no attribute ‘keras’
通常のTensorflowのインストール方法
tensorflowをインストールする(NO GPU)。
pip install tensorflow
たったこれだけです。
GPU版のインストールになると、さらに面倒なインストール方法になるようですが、試しに動かしてみる程度ならばGPUがなくても大丈夫です。
動作確認したインストール環境
・mac notebook pro
・python3.6
Kerasがない旨のメッセージが出力されたときの対処方法
どうやら私の場合、TensorFlowのライブラリーが古いらしく、kerasがインストールされていませんでした。
KerasとTensorFlowが統合されたのは、TensorFlowが出てからしばらくしてだったため、入っていなかった。
対処方法は、TensorFlowライブラリーの更新のみでした。
コマンドは以下の通りです。
pip install --upgrade tensorflow
その結果、Kerasもインストールされ、正しく動作するようになりました。
Kerasとは
Kerasは、バックエンドにTensorFlowを使用することができるディープラーニング(深層学習)ライブラリです。
TensorFlowとKerasは、統合されたため、TensorFlowをインストールするとKerasも着いてきます。
その後、以下のチュートリアルのコードが動けば問題ないです。
公式サイトより抜粋
以上、Kerasが無いときの対処方法でした!