12月5日に「滝行のすすめ2」を公開しました。
滝に打たれながら祈願・座禅しませんか?「心しずめ」たい方にオススメです。「滝行のすすめ2」は、オーナーが実際に体験をした…
2023年12月15日(金)、ついに自分のワールド「滝行のすすめ2」がWeeklyに取り上げてもらうことができました。
上記は、weeklyで掲載された12/15時点のスクショ!
なぜ、取り上げてもらうことが出来たのか、再現性を持たせたいので、記事にまとめました!
これは、一例に過ぎないが「なぜ、いつも自分のワールドが取り上げてもらえないんだ!」と悶々している人に役立つと幸いです!
そもそもWeeklyってなんだ?【読み飛ばしOK!】
毎週金曜日になると、Weeklyと呼ばれる、すべてのワールド対象(と言っても、新しく作られたワールドが優先のようです)で、選抜戦みたいものがある。Weeklyに選ばれると、一週間、clusterのロビーに自分のワールドが掲載される。
さらに、cluster公式ページにも掲載されるので、人がたくさん訪れやすくなるのだ。
枠は8ワールドのみ。難易度としては、高校生野球に例えると、甲子園のベスト8くらいの難易度かな。
その結果、Weeklyに選ばれるのは、ものすごく大変なのだ。しかし、そこに選ばれると、(公式から?)クリエーターとしてやっと認められた感(あくまでも個人の主観)がある
Weeklyに選ばれることは、一つのモチベーションになっていることは間違えないだろう。
なぜWeeklyに選ばれるまでの質に上げることが出来たか?
筆者は、やっとの思いでWeeklyに選ばれました。なぜ、選ばれたのか、自分なりに考えたので掲載する。
これまで20個以上のワールドを作っていたようです。
先に進んでいる人に学んだ
滝行2ワールドが、完成に近づいた。
今まで作ってきたものと、さほど変わりがない。
と思っていたとき、夢天狗さんの神社が公開される。
宮城県石巻市⁄五十鈴神社を再現したワールドになります! 神道系バーチャルアーティストの夢天狗が普段活動している舞台となり…
それをみたとき、「これだ!」と衝撃を受ける。
おいらも「こんな、質感が高いワールドを作りたい!」と思うようになる。
どうしたら夢天狗さんに匹敵するワールドを作れるのか?
仕事でお世話になっているデザイナーのリーダーが、こんな発言をした。
「一流を目指すなら、これはすごいと思った人の真似をしろ!自分の考えは、そこに入れない」
かといって、夢天狗に匹敵するような作品はそう簡単に見つからない。
そんなとき、「ゴーストオブツシマ」というゲームを知ることになった。
そこから「世界で売れているゲーム作品」を参考に作る方針にする。
参考にするなら、「有名クリエーターのワールド」もあるけど、その人達の多くはFFなどの作品に触発されているケースが多いため、
「世界で売れている作品」を目指した方が良いという考えになったのだ。
詳しくは、「「滝行のすすめ2」を作るうえで取り組んだこと」のところで述べます。
わからないことは教えていただくことが出来た
「滝行のすすめ2」を作るうえで技術的な問題にぶち当たる。
特に、テクスチャ作成、blenderは経験が乏しかったので、すぐに壁にぶち当たった。
そのなときに、x(旧ツイッター)でわからないところをつぶやいたら、フレンドさんが教えてくれたのだ。
その結果、すぐに解消して進めることが出来た。
クリエイターのフレンドがいること
ワールド作っていると、なぜか、クリエイターのフレンドができるようになります。
そこから、学んだりする。
フレンドと話していると、そこからノウハウを教えてくれることがあるので、知識が増える。
「滝行のすすめ2」を作るうえで取り組んだこと
「滝行のすすめ2」を作るうえで、いろいろ参考にしました。
また、これまでやったことがないことについても挑戦しました。
「世界で売れている」ゲーム作品を参考にする
「Weeklyを確実に取れる作品があるとしたら?」と考えたときに出た答えは「世界で最も売れているゲーム」。
ならば、「世界で最も売れているゲーム」を参考に作ればよいはずだ!
「滝行のすすめ2」は、自然が多いワールドなので、自然が多い「世界でうれているゲーム」がいい。
というわけで、「ゴーストオブツシマ」を参考にすることにした。
ゴーストオブツシマは、世界で超一流のクリエイターが集まって作ったもの!
描画が桁違いに綺麗で、惚れ惚れする。おいらもあんなふうに作れたいいなと思って、参考にしながら作るようになる。
主に参考にした部分
- フィールドの作り方
- 滝の作り方
- 階段の作り方
- 波の作り方
誰かに「真似したろう?」と言われる心配はない。少なくとも完全再現は、「ゴーストオブツシマ」については不可能だから。
「ゴーストオブツシマ」を真似ようとしても、技術再現がほぼ不可能なのだ。また、ものすごく細かく作られていることがわかる。
「ゴーストオブツシマ」には遠く及ばないものの、これまで以上に質が高いワールドが出来たと個人的に思っています。
コンセプトを明確にする(実際の滝行を体験する)
滝行のすすめ2は、実際に筆者が滝行を体験したうえで作成しています。
実際の滝行の流れ
- 護摩焚きをして願い事を護摩木に書いて護摩焚きをする
- 禊ぎのお祓いをする。お祓いのときに、塩、お酒を体に染み込ませてお清めをする
- 滝に向かって「九」の時に手で描いて「エィ!」と掛け声をかける
- 滝に向かって礼をする
- 入水して体を慣れさせる
- 滝に打たれる(五分くらい)、このとき、水の重さに圧倒される
- クタクタになって滝を出てくる
滝行体験をベースにしているので、コンセプトがものすごく明確になった。
その結果、コンテンツの取捨選択がしやすくなり、作りやすかったのだ。
作り途中にありがちな「これどうしようかな?」が殆どなかった。
その結果、スッキリしたものが出来たと思います。
面倒でも挑戦する
滝行のすすめ2は、すでにある素材を集めただけでは作ることが出来なかった。
ほら貝、お地蔵などは自分で作る必要があった。
筆者は、プロゲーマーの梅原大吾さんに興味を持っている。
梅原さんの本の中に、「勝ちたいなら面倒なことでも取り組んでみる」と書いてあった。
筆者にとって、面倒くさいことは「blender」で何かを作ること。
というわけで、blenderも本格的に使うことにした。
石、塩、お酒、ほら貝、滝つぼ部分は、blenderで制作した。
このおかげで、表現の幅が増えたような気がします。
滝の部分は、何度も作り直した。
滝行のすすめ2で最も重要な箇所は、「滝」の部分。
そのなかでも特にこだわった部分は以下のとおりです。
- 滝に打たれたときの重い感じの水
- 滝壺の音(生のナイアガラの滝の音を使っています)
- 滝壺の部分
これらを実現するために、滝を5回くらい作り直している。改良を何度もした結果、よい作品ができたと思います。
「滝行のすすめ2」の弊害?それを超える作品が作れない?
「滝行のすすめ2」は、すべての好条件が揃ってできたものと思う。
その弊害なのか、困ったことに、「滝行のすすめ2」を超える作品が生まれる気がしない。
なぜなら、滝行2のようにコンセプトがハッキリしていて、これ作りたい!と明確なものがないから。
こればかりは、仕方ないのか?
まとめ
以上、Weeklyに取り上げてもらうまでのついてまとめました。
この記事は、筆者の一例に過ぎないが「なぜ、いつも自分のワールドが取り上げてもらえないんだ!」と悶々している人に役立つと幸いです!